子供のしつけには何を気をつけていますか?
ワーママ、共働きの我が家。
限られた時間の中で上手く子供のしつけが出来ているか不安でした。そんな中、とても子供のしつけに参考になる本を読みました。
以前、読んだ事あったのですが、最近再読しました。子どもが5歳になって「ついつい叱ってしまう」と感じることが増えました。
反省する母(私)
そんな子供への躾と親の反省も含めて、今日は「反省させると犯罪者になります」のご紹介。
子供のしつけの一つ?反省とは何か?
内容は色んな方々が書評されています→読書メーター「反省させると犯罪者になります」
私が感じたポイントは、問題行為に至った背景や、内的な抑圧を顧みることなく、無理矢理、反省させると犯罪者になるという怖さ!
単純に言葉で反省させても改善しないよ!
犯罪者は幼少期から少しずつ問題行動を繰り返してるのです。
いわゆるサインが出てると言うやつです。
子供の問題行動(小さな窃盗など)は子供の内面が表面化(発散)したもの。
親は反省させる前に子供がなぜ問題行動を起こしたかを考えるべきなんです。
怒って→反省させる
のは子どもの鬱憤を蓄積させてるだけと。
その時に親が内面にある抑圧(寂しさ、ストレスなど)を受けとめないと、親や大人を憎むようになる。
犯罪者家庭からの気付き
人を傷つける人は、自分自身が傷ついている。
そして一番大事な自分自身を大切にできない。
世間一般的にちゃんとしたと言われる親や、地位のある親は子供に見えないプレッシャーを与え続けている。いわゆる完璧な親。
子どもが弱さを見せられない環境。
これが問題なのかと気がつきました。
大人の言うこと聞くのが良い子。
そう思いがちでしたが、もしかしたら子どもが素直な感情を抑圧している可能性が高いのです。
しつけの前に子どもを許容するのが家族
悪いことしたら反省が必要!
て思ってませんか?
私は、5歳の子にやってました。「何が悪かったの?」と聞いて言わせていたのです。
この本以前に読んでるんですよ!でもやってました。
朝からグズグズだったり、次男のおもちゃを取り上げたり「何が悪かったか言って」と息子に言わせて(反省)させてました。
でも背景に彼の思いがあると改めて思い直しました。
子供も家はくつろぎの場であるべき。
私がピリピリしてしまい、反省してます(笑)
これから小一の壁、見えないストレスが小さな我が子にかかってきます。
家庭では、まぁいっかと許してやれる親でありたいと改めて思いました。
反省させる前に「あなたはあなたでいいよ」家庭は反省の前のシェルターという言葉を再度噛み締めた本でした。
まとめ
反省以前に、子供の行動の背景に目を配る
家庭は子どもがくつろぐべき場所
ふと思い出すのは私の実家です。
弟がなかなかやんちゃでした。フルタイムワーママの母。
遊びや面倒なことは「お姉ちゃんとやっといて」だったのです。幸い私は要領よく生きてきました。
でも弟は常に満たされなかったのでは。
小学校で集団万引きやら、みんなで街灯を壊したりして怒られていたのを覚えてます。父にも怒られて終わる日々。その後、中高とひどく荒れていきます。
彼の本当のサインは幼少期から出ていたのだろうと思います。
私がフルタイムワーママながら副収入を増やしたいのはココに起因しているかもしれません。
いつか息子に覚悟を決めて向き合う日が来る前に小さな子供からのサインを見逃したく無い。そんなワーママに一読して欲しいです。