オフショア保険

オフショア地区の香港でHSBC銀行口座を作りました|資産運用

皆さん、銀行口座は日本だけですか?

資産運用で「分散投資」の重要点については数多く説かれていますよね!

投資格言「卵はひとつのカゴに盛るな」
卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合に全部の卵が割れてしまいます。複数のカゴに分けて卵を分けて持っておけば、そのうち一つのカゴを落としてカゴの卵が割れてしまっても、他のカゴの中の卵は影響を受けずにすみます。
保有する資産をいくつかの形態に分けることでより安全性を高めるという考え方を表しています。

 

私の持ってる金融資産は

  • 投資信託、株、米国ETF(長期ドルコスト平均法インデックスファンド 、積立NISAも活用)
  • 外貨建て保険(○デンシャル生命、マネーリテラシーの無かった頃に入った。円高でドル80円の時に払込済み)
  • 現金(日本円、少し米ドル)
  • オフショア保険(海外生命保険、ドル換算)
  • 確定拠出年金(日本円換算だが外国株式メインで運用)

資産配分としては分散できているよね?!と思っていました

しかしある日、せっかく外貨資産運用もしているのに「出口が日本しかない」と気がつきました。つまり、資産運用は外貨も含めてやっているけど、日本の銀行口座しか持ってないので、最終的な払い戻し先が全て「日本の銀行」なんです。

これの何がデメリットか?例えば

  • オフショア保険召還時に日本の銀行へ送金時の為替レートで円に交換されてしまう可能性
  • 円に交換するための為替手数料が発生
  • 日本の銀行ではドルの運用方法が限られる(投資商品の購入など)
  • (可能性は少ないけど)預金凍結、資産税が将来追加の可能性

もちろんドルでそのまま預入れもできますが、せっかくの資産を分けておけるように海外の銀行口座もあるとイイなと考えました。

そこで、日本から最も近い香港(オフショア地区:非課税)で、HSBC銀行口座を作りましたので今日はその体験談をまとめました。

 

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海外口座を開く手順・方法|香港HSBC口座開設まで

HSBC銀行口座解説のサポート会社探し

年々、日本人の開設難易度が上がっているという噂の香港HSBC銀行(香港No,1銀行) に口座開設をと思いました。

日本から近い香港のHSBC銀行の口座開設にチャレンジしよう!

事前に口座開設していた日本人から、必ず開設サポート会社を通した方が良い。開設率が上がると聞いていました(日本人は開くだけ開いて運用しないらしく、最近は開設が厳しくなっています)

今回は子連れ旅行で開設するので短い時間で開設したい、そこでサポート会社に依頼しました。

子連れで行った理由は↓

香港で海外オフショア保険に加入する|学資保険の代わりに入ってきました香港に行ってきました。6歳になった長男を連れて母子2人旅行です。 今回、旅の目的は観光ではありません。公的な場所に行くので、強制的に次...

知人がHSBC口座開設成功している、スターエクセル社 Star Excelに依頼。サポート会社も銀行職員には顔なじみの上、トラブル対応にも慣れています。

手数料はHKD2,000 なので、日本円に換算して28,384円です(2019年3月現在)

HSBC銀行口座開設の事前準備

香港渡航日程を伝えて、まずはスケジュールを組んでもらいます(銀行は平日および土曜日の午前中しか空いてない)

同時に必要書類の準備指示あります

  1. 個人情報シート(銀行員が手続きしやすいように事前に登録情報を英語で記載する書類。サポート会社が用意)
  2. 当日入金予定額の設定(20万以上が良い)
  3. マイナンバーカード(記載がある住民票でも可)
  4. パスポート(半年以上の有効期間)
  5. 国際免許証(免許センターか警察署で取得可能、写真と免許と3000円程度の費用)
  6. 通帳!(現金100万以上記帳されているもの。300万以上の記載が好ましい)

私はこの通帳がネックでした、涙。なぜなら預貯金のほとんどがネットバンキング!!通帳が無いのです(プリント画面は不可)

やむを得ず、ゆうちょ銀行(通帳有り)にお金を移して記帳して持参。この入金、出金作業が一番面倒でした。

事前の英会話チェック

香港HSBC銀行員とのやり取りは基本的に英語です。

そのために簡単な英会話チェックが、サポート会社さんとLINE電話で行われます。想定会話集を渡してくれますので、覚えて電話で答えます。

こんな感じの簡単な英会話です↓

  • What is the purpose of opening an account in HK?  
  • Why do you want to open an account here?   
  • Why do you want open in our bank?

ここでOKがでたら、香港へ渡航します。

香港HSBC銀行口座開設 当日

 

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スターエクセル社の人と指定場所で待ち合わせ。銀行オープンと同時に窓口へ並びます。

担当銀行員とデスクへ案内されます(スターエクセル社は入れない)書類を確認して、パソコンに行員が入力。息子はひたすら映画見てます。

いくつか口頭で質問があり、書類チェック。その上で口座開設がOKとなり、席を移動します(ここからはスターエクセル社同席可)

その後口座ができた事を確認して、オンラインバンキングの設定にATMへ向かいます。ここからはスターエクセル社の方とパスワード入力など設定して完了。

8時半に待ち合わせしてから、10時頃から開設手続きが始まり11時前に完了でした。

口座開設までの時系列体験記 

 

ここからは当日の流れを時系列でまとめて見ました!

朝8時半、中環駅G出口出てすぐのルイヴィトンでスターエクセル社の担当者と待ち合わせ。担当の女性社員がきて、書類、想定質問のチェック。

すぐ側のセントラルHSBC銀行へ向かう。9時の銀行窓口オープン待ちに並ぶ。

順番が2番手だったので、オープンから1時間後、10時に開設デスクに呼ばれました。ここからは息子と2人のみ。担当は黒髪の綺麗な女性の銀行員さんです。

まずは書類を全部机に出します。

  • 個人情報シート
  • マイナンバーカード
  • パスポート
  • 入国証明(香港へ入国する際にもらう小さい紙)
  • 国際免許証

通帳は持っていたら、見せるようジェスチャーあり(ゆうちょ銀行はjapanese post bank)

パソコンに入力されながらbefore name と言われて、個人情報シートの裏に書くように言われる(旧姓のこと)

  • この住所に何年住んでるか?(国際免許より)
  • この職業は何をするの?(個人情報シートより)

合間で質問が入ります。途中、行員さんがいなくなりピンクの封筒(アドバンス口座用封筒)を持って帰ってきたので、開設可能可能と期待する。

ここまで所用時間15分程度、あっという間です。人によっては英会話にまごつくと「重要事項説明が理解できないと見なされてダメになるよう・・

パスポートと国際免許証をクリアケースに入れて行員さんが私の顔写真を撮りデータ上にアップロードします。その後タブレットを渡されて「入力情報確認して」と言われます。

確認するとEメールアドレスが全部大文字になっています。あれ?小文字じゃないの?(Is this Lower case letters?)と聞いてみたら、これで良いよと。

両替の依頼書?のような紙に日本語でサインしろと言われて、当日預入予定金額を確認してサインします。

これで口座開設は完了です!

その後、スターエクセル社の人と入金ゲートへ行き入金。次にオンラインバンキング用のIDとパスワードと質問を設定する。

さらにキャッシュコーナーで規定されているパスワードから6桁のパスワードへ変更する。早ければ1時間で終わります。

また翌日以降も香港にいるなら、アクティベイト解除(出金制限の解除)をしていくように指示を受けます。

フライトが昼だったので、空港のHSBCキャッシュコーナー(到着ロビー中央に3台あります)で午前中に実施。無事に完了しました。

香港HSBC銀行口座開設を終えて

 
 
日本人の香港HSBC銀行口座開設は年々難しくなっている

スムーズに開設をするならサポート会社活用すれば可能

資産運用だけではなく出口のために海外銀行口座の選択肢はあり

 

今回、現地の日本人妻(旦那さんが香港人)とお話しする機会があり雑談すると、HSBC銀行口座は持っておいて損は無い、作れるうちにと言われていました。 

特にオフショア保険加入者は、保険金の受け取りの時に、日本の銀行にしてしまうと為替と税金の影響をモロに受けるので、出口が海外にあるのは良いですよね。

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また、駐在の日本人サラリーマンともお話したのですが、日本人妻と銀行口座を夫婦共同名義にしたく(海外の銀行口座は共有名義にできます)HSBC銀行に何度か行ったが駄目だった。しかしサポート会社さんに依頼するとその日に共同名義に出来たとも言っていました。

日本人ってこういう裏?ルートを嫌がる?文化がありますが、快適に過ごすには、どんなルートでも使いようなんだ感じました。

資産運用の分散の考え方の一つとして、海外に銀行口座を持つは選択肢の一つになります。

今回の銀行口座、18歳以上の成人とは共同名義口座に出来るので、息子が18歳になったら共同名義にしようと考えています(息子名義オフショア保険の出口にもなる)

様々な資産運用をしている方の参考になれば嬉しい話でした!

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